DAILY NOTE

感動を超え驚いてしまうような出来事がございました。

（たびのホテル佐渡　ホテリエからのコメントです)

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ブルガリアから一人旅でお越しの男性でございました。新潟の旅行会社を通しての当日予約のお客様でした。「これから船で佐渡に向かうのですが、今日から2泊泊まれますか。」とのお電話でしたので、「すぐにご用意させていただきます」とお答えさせていただきました。

チェックインの際に、お寿司かラーメンが食べたいと仰っていたのでTB佐渡から徒歩5分のお客様から1番人気の司寿司を紹介させていただきました。Googleマップを頼りに行かれれるとのことでしたので、マップで目的地をセットさせていただき、大きなお荷物をお部屋に置きに行かれました。

外出される際にフロントに来られ、来ていた上着を脱がれカウンターに置かれました。何が起きたのかわからず伺うと、飲食店案内をしている際に横でチェックインをしていた女性スタッフの声がかれていたことに気づいており、「風邪をひいている女性スタッフに貸します！」と一言残し出かけられました。その日は気温5度、小雨の降っていた日でしたので相当寒いのにもかかわらず、予想もしていなかったお客様からの紳士すぎる考動に感動してしまいました。

「感動」「プラスα」「期待以上の感動」はこうして生まれるものであり、目の前を見ながらも、広くアンテナを広げなければならないことを学ぶことができました。予想できること、誰にでもできることはプラスαではなく、思わずビックリしてしまい頭から離れられないくらい印象に残る感動というものが、私がお客様へすべきことなのだと実感しました。

お客様がホテルへ戻られると美味しかったとフロントへ話に来てくださいましたので、上着のお返しとして、佐渡が描かれたポストカードとカイロをお渡しさせていただきました。その後もコインランドリーの使い方や大浴場などフロントへお話に来て下さり、苦戦しながらも英語で説明させていただきました。2泊目にお会いした際には、フロントを通ると毎回「ハーイ！フレンド！」と手を振って下さり、握手もしに来てくださいました。

次は私がお客様の記憶に残れるような感動を起こせるよう広くアンテナを張らせ、対応して参ります。

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ヒノキ湯からゆず湯。温かい心と温かい♨でお待ちしております。